默默拥抱外星人/黙って宇宙人をハグする

来东京一年了,看过的展览大部分不能拍照,所以很难分享。
不过反而因此看的时候精力更加集中,
话说回来展览本来就应该这样哈。
这里仅放出允许拍照的部分展览,顺序不分前后。

東京に来て一年の間、見た展覧会のほとんど写真禁止で、シェアしにくいよね。でもそのおかげで、展示を見るときにより集中できるようになってきた。
そういえば、元々展覧会はこんなはずだったよね。
ここには写真が許されたヤツだけ乗って一応ご報告で、順番には関係なく。

草間彌生「わが永遠の魂」@国立新美術館

坂茂「PROJECTS IN PROGRESS」@ギャラリー・間

石河美和子、 手塚えりか「布と硝子展」@上野桜木あたり

前川國男自邸@江戸東京たてもの園

尾形光琳、鈴木其一等「燕子花図と夏秋渓流図」@根津美術館

「フランス人間国宝展」@国立博物館

Christo and Jeanne-Claude等「『そこまでやるか』壮大なプロジェクト展」@21_21 DESIGN SIGHT

Leandro Erlich「見ることのリアル」@森美術館

吉村順三等「日本の家・1945年以降の建築と暮らし」@国立近代美術館

Aditya Novali等「サンシャワー:東南アジアの現代美術展」@森美術館

中山英之+砂山太一等「紙のかたち展2」@見本帖本店

「安藤忠雄展ー挑戦ー」@国立新美術館

杉本博司「海景」@江之浦測候所

村上隆等「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」@森美術館

田中晋等「Typography Education II」@武蔵野美術大学美術館

吉岡徳仁「SPECTRUM 2017」@資生堂ギャラリー

「Alberto Giacometti展」@国立新美術館

杉戸洋「とんぼ と のりしろ」@東京都美術館

「盆栽展」@銀座蔦屋本屋

「Hotel Art Fes 2017」@Park Hotel Tokyo

 

如果有耐心坚持看到这里的话,
就再听我聊聊这一年在东京看过的,印象最深的一场展览吧。
今年三月,从东京搬去京都读书已经定下来了,
却一直拖延不想收拾行李,
就每天四处去看展。

ここまで付き合って頂いたら、
この一年東京で見た展覧会で一番印象強いのを説明させて頂きます。
今年の3月に、東京から京都へ勉強しに引っ越しようと決めてたけど、
ゴロゴロして荷物をまとめる気がなかなか出なくて、
毎日どこかで展覧会ハシゴしてた。

于是在东京Opera City Art Gallery看了这个
诗人谷川俊太郎的个展。

そのとき、東京オペラシティ・アートギャラリーへ
「谷川俊太郎展」を見てきた。

「谷川俊太郎展」@東京オペラシティ・アートギャラリー

展览由三部分组成。
展覧会は三つの部分で構成されている。

1、声音和影像带来的前所未有的诗歌体验
1、音と映像による新たな詩の体験

意识到语言内在的韵律感而创作的诗,由诗人的朗诵声加上音乐和影像组成。音乐和视频调度与韵律配合得天衣无缝,身处其中简直像被一首立体的诗包围,确实是前所未有的诗歌体验。一共三首诗,每首都很短,反复听了五遍还意犹未尽。

谷川先生がことばに内在するリズムを意識しながら作った詩を先生の声をまじえた音と映像のコラージュは、立体的な詩を浴びるような、さすがに見たことない新たな詩の体験を生むでしょう。詩は三つしかなかったし、全て短かったし、5回も聞いたら全然飽きなかった。

(photo by KIOKU Keizo)

(photo by KIOKU Keizo)

2、自我介绍
2、自己紹介

由谷川先生名为《自我介绍》的20行诗的每一行拆出20个主题,
围绕每个主题展示诗人的作品、书信、照片、收藏甚至私服,
以此了解诗人的不同侧面。

谷川先生の「自己紹介」という20行の詩から20個テーマにあわせて、
先生が知られざる仕事、書簡、家族写真、影響を受けた「もの」コレクション、私服などまでも見せてくれるかたちで、
先生のいろんな面がわかるようになるだろう。

自我介绍

我是个矮个子的秃老头
与名词动词助词形容词标点符号等等纠缠
咬文嚼字的生活至今
已经半个多世纪了
所以非要问的话,我还是更喜欢沉默

各种工具我都喜欢
树木类包括灌木丛在内全都爱
虽然它们的名字我总记不住
我对过去不感兴趣
我对权威感到厌恶

我斜视、散光、老花眼
家里没有佛龛和神龛
有一个直通室内的巨大信箱
睡眠于我是一种快乐
即使做了梦,醒来就再记不得

这里写的全都是事实
但这样写出来总觉得像在撒谎
我有两个已经成家的孩子,四个孙子,没养猫狗
夏天几乎一直穿着T恤
有时候,我写的文字会标上价格

自己紹介

私は背の低い禿頭の老人です
もう半世紀以上のあいだ
名詞や動詞や助詞や形容詞や疑問符など
言葉どもに揉まれながら暮らしてきましたから
どちらかと言うと無言を好みます

私は工具類が嫌いではありません
また樹木が灌木も含めて大好きですが
それらの名称を覚えるのは苦手です
私は過去の日付にあまり関心がなく
権威というものに反感をもっています

斜視で乱視で老眼です
家には仏壇も神棚もありませんが
室内に直結の巨大な郵便受けがあります
私にとって睡眠は快楽の一種です
夢は見ても目覚めたときには忘れています

ここに述べていることはすべて事実ですが
こうして言葉にしてしまうとどこか噓くさい
別居の子ども二人孫四人犬猫は飼っていません
夏はほとんどTシャツで過ごします
私の書く言葉には値段がつくことがあります

(photo by KIOKU Keizo)

(photo by KIOKU Keizo)

惊讶

我再也不会惊讶了
即使宣布东京奥运中止
我也不会再惊讶了
即使宇宙飞船飞到月球
我也不会再惊讶了
即使这个国家发生革命
我也不会再惊讶了
即使发现我对什么都不再惊讶的事实

然而还是会惊讶的吧
在发现妻子仍深爱着自己的时候
在新生婴儿打喷嚏的时候
在关掉电视陷入沉寂的时候
为某天突然惊讶的自己感到惊讶

おどろき

もうおどろかないだろう
東京五輪が中止になっても
もうおどろかないだろう
宇宙船が月へ行っても
もうおどろかないだろう
この国に革命がおこっても
もうおどろかないだろう
すべてにおどろきを失ったと知っても

けれどおどろくだろう
妻がまだ自分を愛していると知ったとき
生れたての赤坊がくしゃみするとき
テレビを消した後の静けさの中で
或る日突然おどろく自分におどろくだろう

3、3.3个问题
3、3.3の質問

从谷川先生1986年出版的《33个问题》里选出3个问题,又新加一个“0.3的问题”,向各界活跃人士提问,由他们的回答一起组成的展览。通过各色各样的回答,或可一窥答题人的世界观。

谷川先生が1986年に出版した『33の質問』から3問が選ばれ、新たに「0.3の質問」を加えて作って、各界で活躍する人々に聞きかけ、その答えを作品として展示した。いろんな答えから、回答者の世界観が見えてくるだろう。

(photo by KIOKU Keizo)

其中我最感兴趣的是这个问题:
“如果被外星人问到<阿达马培 普萨鲁内 尤利卡>,你会怎么回答?”

その中一番興味ある質問は次のようである。
「宇宙人から<アダマペ プサルネ ヨリカ>と問いかけられました。何と答えますか?」

有意思的答案不少。其中
搞笑艺人兼作家又吉直树的回答是:
“就近找个地儿喝两杯吗,没问题。”

面白い答えはたくさん出た。
芸人・作家の又吉直樹さんの答えは次のようである。
「近所で、二杯くらいなら大丈夫ですよ。」

但是让我印象最深的还是谷川先生的回答,
读懂的瞬间眼泪夺眶而出。

一番印象強いのはやはり谷川先生の答えだった。
その言葉の意味をわかった瞬間、涙が飛んできた。

他说:“即使可能会唐突,
即使可能让人感到不适,
我会什么也不说,默默拥抱外星人。”

「恐ろしいけれど、
気味悪いけれど、
黙って宇宙人をハグする。」

 

发表评论

电子邮件地址不会被公开。 必填项已用*标注